人生に息詰まってきたから、自己紹介をすることにした。
人生、息詰まり中の皆さん、お待たせ致しました。
僕が来たからには、少しの暇つぶしになるでしょう。
もし、あなたが人生に息詰まってどうにもならなくなったら、
不特定多数のブログを読んでみよう。
で、自己紹介に着目してみる。
自己紹介っていうのは、だいたい2パターンに分かれる。
これは、いろんな人のブログを読んでみると、非常に興味深い。
自称ブログマニアってくらいに、最近他人のブログを読み漁っている。
いろんな生き方があるし、いろんな仕事をしてる人がいる。
直接会いに行かなくても、めちゃくちゃ貴重な話を読むことができる。
素晴らし時代だ。
時には、
自分の生い立ちから今までの人生を包み隠さず、一言一句丁寧に書き記し、
これ以上書くことはありませんよーってくらいに記事を作る人。
時には、
僕のようにゆるく文章も少なめの、
やる気のなさそうな自己紹介。
アクセス数のことを吟味すると、
やる気のありそうな長文が上位にあがってくるわけです。
でもね、人生に息詰まっているときにそんな長文読んでられないわけですよ。
というか、読む気も湧いてきません。
でも、興味がある人や会ったことがある人だと、
画面を食い入るように自己紹介を読んじゃうわけです。
まさかの、ここから自己紹介
僕の父と母はどこにでもいる、裕福でも極めて貧乏でもない家庭に生まれた。
そんな両親から生まれた僕は、赤ん坊のころから人見知りで。
泣いてばかりいて大変だったそうだ。
豪雪のように雪が降る1月22日。
僕は産まれた。
農家の長男として産まれて、祖父と祖母は結構喜んでいたそうだ。
祖父は物心ついたときから車椅子だった。
病名は後々になって聞かされた。
「筋ジストロフィー」
筋力が徐々に弱くなっていく病だ。
祖母はとても元気で毎朝毎夕、裏山の畑へ出かけていた。
8人姉弟だった。
小柄な体格だったが、ひょいひょいとどこへでも駆け回っていた。
農家の長男てことは跡取りとして家を継いでくれるからと、
そんなこんなで僕は愛情たっぷりに甘やかされながら育った。
後に妹二人が誕生し、僕は「お兄ちゃん」という称号を得た。
当時のことを思い出したが、僕は「兄」という自覚はほとんどなく。
「兄」だから、偉いとか。
「兄」だから、しっかりしないととか。
そんな感情は一滴もなかった。
無欲で、向上心の無い僕は、すくすくとも育たず。
病弱で登校拒否、帰宅後は家に入り浸る「引きこもり」のはじまりだ。
つづく
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