祖母がママチャリで保育園まで送迎してくれた日
僕がなぜ、ここまで家族の話をするのか。
正直、僕にもわかりません。
きっと、ひとつだけ思い当たることがあるとすれば。
それは、ぼくの人生が残り少ないと悟ったからでしょう。
何かを遺したい。
過去を知ることは自分を知ることでもありますからね。
で、話は遡り、僕の保育園時代。
僕の住む田舎村では、幼稚園なんて気品に満ち溢れた施設はひとつもなく、
保育所という誰でも受け入れてくれる施設に入所していました。
僕はこの時代の保育所で育ってとても良かったなぁと、今も思います。
自由に遊んでいた記憶しかないから。
今の幼稚園て、ローマ字覚えたり、名前書けるようになったり。
なんだかやってることが義務教育の小学校に近いんですよね。
そんなに詰め込まなくていいんじゃないかなって。
すみません、青二才のつぶやきです。
僕の通っていた保育園では、プール遊びしたり、お昼寝したり、絵を描いたり。
そんな記憶しかない。
子供っていうのは生きたいように、遊びたいように伸び伸びと育てるのが一番だと思います。
元気な祖母
今となっては、元気がない祖母ですが。
僕の幼少期はとても元気で、下手すると母より元気でした。
ママチャリを運転し、後ろには僕を乗せ、前かごには二つ下の妹を乗せ。
今ではあまり見なくなった光景ですよね。
自宅から1キロほど離れた保育所まで雨の日も風の日も、
僕らを運んでくれた祖母。
今となっては車社会となり考え難いことですが、
祖母は毎日を一生懸命に生きていた。
実は原付バイクの免許も持っていたんですよ。
その原付バイクで山も駆け上がっていたらしい。
おっと、その話はまた別の機会に・・・。
つづく
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