今はインフレ?デフレ?
どうも。
若者こそ、真剣にインフレデフレについて知っておいた方が良いと思う、けーたです。
子供の頃に社会で習ったかもしれませんが、
簡単に説明すると、インフレとは
「物の値段が上がること」を意味します。
では、なぜこの言葉を覚える必要があるのか?
それは、インフレこそが
私たち国民の生活をじわじわと経済的に
苦しくさせている要因の一つだからです。
「え、今ってデフレじゃないの?」
という方は相当深刻な状態ですので、
必ず最後まで読んでほしいです。
実は、、、
日本でも過去にインフレのために
1年で物価が23.1%も上昇した事がありました。
300万円の車が翌年は369万で販売され、
4000万円の家は翌年に4924万円で販売されていたのです。
それは、1974年のオイルショックの時。
40歳以上の方は覚えていると思いますが
『トイレットペーパー騒動』がありましたよね。
インフレによる物価上昇のため、
明日からトイレットペーパーを3倍の値段で販売します
という“アレ”です。
ガソリンもテレビ告知から翌月に
問答無用で2倍以上の値段で販売されました。
もちろん、あの時は日本が経済成長途中で
今より国家安定に欠けていたのは事実です。
ただ日本でもこうした『前例』があること。
そして、まさにたった今この瞬間も
“ジワジワ”と物の値段が上がり続けている事を
あなたの頭の中に入れておいて欲しいです。
例えば、マクドナルドの
「100円マック」ってあるじゃないですか?
多くの人は“安い”と感じると思いますが
実は、2002年では59円だったので
2倍近くも値上げされています。
つまり“インフレは昔の話ではなくて”
現在進行形で起こっている現象だという事です。
それに、こういう話も聞いた事ありませんか?
「昔は初任給が5万円だったんだよ。」
という話です。
ここで、5万円と聞いて
「少なっ!」という反応をする方も
中にはいるかもしれませんが、、
少し違うんですよね。
実は、昔も今も貰える給料はそう変わっていません。
変わったのは『貨幣価値』です。
つまり、
“以前は5万円あれば最低限度の生活ができたのが
今は20万円ないと生活ができなくなっている”
ということなのです。
これは、それだけ“物の値段が上がり”、
“お金の価値が下がっている”という証拠になります。
・2013年のインフレ率は0.34%
・2018年のインフレ率は1.4%
現在の日本でも、
わずか5年の間に4倍以上も
インフレ率が高くなっています。
要するに、私たちの日本でも
日銀の黒田総裁が掲げるマニフェストが後押しする形で
日々、インフレが進んでいるのです。
そして今後もインフレが進めば、
お金の価値が下がり実質的に貯金が減る事になります。
だからこそ、将来のために
「お金を貯める」だけでは足りなくて
年々落ちていくお金の価値以上に
『お金を増やす』ことが大切です。
本当の意味でのお金を貯める事とは?
『インフレ率より高い利回りでお金を増やすこと』
これです。
親より上の世代では銀行金利がインフレ率を上回っていたので
貯金さえすればインフレ負けすることはありませんでした。
ですが、今は状況が違います。
0.001%の銀行金利で貯金をしていたら
私たちの貯金は目減りする一方です。
インフレ率が1.4%ならば、
最低利回り1.4%以上でお金を増やすことで
はじめて銀行にあるお金を守れるのです。
以上、お金について勉強した僕の持論を展開しました。
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