僕は苦労したことがなさそうな顔をしています。。。
どうも。
暑過ぎて今日も超インドアなので、
ブログを更新し続けるしか能がない、けーたです。
昔わたしが就職活動で
面接を受けた時の話です。
一次面接から社長が来て
会場は緊張の空気に包まれていました。
その時の社長の言葉が
とても記憶に残っています。
「君は苦労した事がなさそうな顔してるねぇ」
すぐにはどういう意味で
そう言われたのか
分からなかったのですが
自分に対して、良い印象を
持てなかったという事は直感しました。
今になって思うのは
「君は一人前じゃない」
そんな意味の嫌味だったんだと。
実際、自分は苦労した事のなさそうな顔を
しているのかもしれません。
正直、今まで「苦労してるな」
と思った事がありません
それは私が楽しい、嬉しい
苦しい、辛いという感情に関係なく
すべてを「経験」と
認識しているからです。
ですから、苦労を良い事だと
思った事も有りません。
例えば仕事で
トラブル続きだった企画を
やっとの思いで遂行できたとします。
これを「経験」と考えるか
もしくは「苦労」と考えるかは
人によって違います。
経験を苦労と捉えるかどうかは
人それぞれなのです。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
ということわざがあります
若い時の苦労は
必ずいつか貴重な経験となって
将来に役立つものだから
求めてでもするべきだ
という意味です。
若い時にする苦労は大切だと
年配の方は言ったのかもしれません。
しかし、若い人達をこき使う為に
権力者が言ったのかもしれません。
日本では
苦労することは良い事を
美徳とする傾向があります。
ですが、苦労しないで済む方法を
見つけて人に広める事の方が美徳だと僕は思います。
自動車や冷蔵庫、テレビ
ネットや電話、そしてメール
こんなにも便利なものが出来ました。
このように文明は
発展してきたのです
しかし、苦労が美徳という考えを
見直さない限り長時間労働の問題は
なくならないでしょう。
また、苦労を良い事とするのは
他にも問題があります
それは
苦労していると思っている人は
他人にも苦労して欲しいと思っている
ということ。
私が出会った社長もそうですが
自身が苦労して来たと思っているので
苦労していない人や
苦労していなさそうな人間を
認めていないのかもしれません。
文明が発展しているのですから
若い世代が苦労してないのは当たり前。
自分の時と同じように
若い世代に苦労させようと思うのは
ただのひがみです。
ですが若い世代は
年配の人たちが思いもしない苦労を
経験する可能性はあります。
誰でも嫌な事を我慢してやる人生なんて
苦痛でしかありませんよね。
苦労しているという事は
何かが間違っているという事です
思考停止せずに
嫌な事をやらずに済む方法を
発見できる人になろうと心に誓った。
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